ビットコインを入手する際に、一番手軽な方法はクレジットカード(デビットカード)を利用することです。
クレジットカード決済を選択すれば、あらかじめ取引所のアカウントに現金を入金しておく必要がないからです。
クレジットカード決済でビットコインを入手する方法ですが、最初にカード決済に対応した取引のアカウント(口座)を作成しておきます。
アカウント作成後にクレジットカードの番号や名義人などの情報を登録しておきます。
仮想通貨を購入したい時には、「販売所」または「コインを買う」などを選択して数量を指定し、登録しておいたカードを選択すればビットコインを購入することができます。
決済後に、購入代金がカード会社から請求されます。
ビットコインを購入する際にクレジットカードを利用すれば必要な購入代金のみが請求されるので、中途半端に余った日本円の端数を出金する必要がありません。
あらかじめ取引所の口座に日本円を入金する手間も不要なので、手軽にビットコインを購入することができます。
ただしクレジットカード決済でビットコインを購入すると、現金で決済をする場合よりも制約を受けることがあります。
ビットコイン取引所での現金の扱い
取引所でビットコインなどの仮想通貨を入手する際に、現金決済とクレジット決済では扱い方が異なります。現金で支払う場合には、両替または交換と同じように扱われます。
交換したビットコインはすぐに自分のウォレットに出金をしたり、日本円やその他の法定通貨と交換(換金)することができます。
これに対して、クレジットカードで購入されたビットコインは商品として扱われます。
この理由は、クレジットカード会社は代金の支払いが済んでいない商品を売却して現金化することを禁止しているからです。
このため、クレジットカードで購入したコインはすぐに現金化することができず、1週間~10日間程度は取引所から出金・換金をすることができないようにアカウント内に保留されます。
これに加えてクレジットカードを利用すると、カード会社から一定の手数料が徴収されます。
一般的にカード会社に支払われる手数料の割合は決済金額に対して約5~7%なので、現金で決済をする場合よりも余分の手数料を支払わなければなりません。
このため多額のビットコインを入手するのであれば、面倒でも購入時の手数料が安い現金で支払いをするようにしましょう。