2017年11月13日に運用が開始されたビットコインゴールドは10月25日以前にビットコインを保有している人に対して配布されます。
自分専用のコインアドレスでビットコインを保管していれば確実にビットコインゴールドを取り出すことができますが、一部の取引所のアカウント内でビットコインを管理していた人は新たに誕生したコインを受け取ることができません。
日本国内でビットコインゴールドの配布・送金に応じる取引所はbitFlyer・コインチェック・BTCボックス・GMOでは付与する方針で、ビットバンク・ビットトレード・Zaif・Quoineは付与しない方針です。
売買取引が提供されるのはbitFlyerのみで他の取引所はコインが付与された後に出金(送金)のみが可能になります。
ちなみにビットコインゴールドに続いて11月以降にビットコインダイヤモンド・ビットコインシルバー・ビットコインプラチナ・スーパービットコイン・ビットコインウラン・ビットコインキャッシュプラスというアルトコインがビットコインのブロックチェーンから分岐する形で新たに誕生する予定ですが、これらのコインの付与については国内の取引所は何も発表していません。
このため11月以降に新たに誕生する仮想通貨については日本国内の取引所で付与されない恐れがあります。
仮想通貨の情報をハードウェアウォレットで保管していること
一部の取引所のアカウントでビットコインを管理していた人はビットコインゴールドを受け取ることができません。
ビットコインゴールドは先物取引が行われていて運用開始前に既に1BTGあたり数万円の値が付けられていたので、11月24日時点でビットコインに対して約5%の価値があります。
今後新たに派生する仮想通貨も運用開始時点でも一定の価格が付いている可能性があるので、ビットコイン投資を行っている方であれば確実にコインを受け取ることができるように対応する必要があります。
ちなみにビットコインから派生して新たに誕生する仮想通貨はそれぞれビットコインが抱える問題点が改善されているので、少ない送金手数料で迅速に送金ができるという特徴があります。
ビットコインから派生する予定の仮想通貨の中には匿名性やスマートコントラクト機能を持つコインもあり、値上がりする可能性があります。
ビットコインから派生して誕生する仮想通貨を受け取る方法は出金に応じてくれる取引所にコインを管理するか、自分専用のウォレットでコイン(秘密鍵の情報)を保管することです。
ちなみに2017年11月以降にビットコインから分裂するコインについては国内の取引所で受け取ることができない可能性があります。
そのためビットコインから派生して新たに誕生するコインを安全かつ確実に受け取る唯一の方法は自分専用のハードウェアウォレットでビットコインを保管することです。