ビットコインバブルについて考えるとき、ITバブルを参考にすることは有効です。
過去にはチューリップバブルなどがありましたが、チューリップバブルほどの価値の誤差はないと思われます。
なぜなら、仮想通貨に使われているブロックチェーン技術は確かに新しい時代で役に立つ可能性が高いものだからです。チューリップバブルでは球根1つで土地と家を購入できるほどでした。
さすがにそこまでは実際の価値と価格の差はないでしょう。将来的にビットコインの価値が1億円くらいになると、チューリップバブルと比較をしたほうが適切になるかもしれません。
どちらかといえばITバブルのほうが近いでしょう。ITバブルではIT企業の株価が暴騰し、2000年くらいをピークにして下がりはじめ、2006年のリーマンショックをきっかけに一気に暴落しました。
IT企業に価値がなかったというわけではありません。あくまで実際の価値よりもはるかに高い株価がついていたことが理由です。
ビットコインについて考えるときにも、過去のITバブルを参考にしてリスクマネジメントをしておきましょう。1つの対策として、リップルなどの他の仮想通貨にも資産を分けておくことがあげられます。
オリジナルの仮想通貨を作成して登録するには?
ビットコインにはあくまで「通貨」としての機能しかついていません。
通貨としての機能は法定通貨を上回っていると言われるビットコインですが、オリジナルの仮想通貨を作成して登録したい場合には別の仮想通貨を利用する必要があります。
独自トークンの発行ができる仮想通貨としては、イーサリアム、ウェーブスなどのプラットフォーム系の仮想通貨があげられます。イサーリアムで独自トークンを発行することは複雑であり、一般人にはハードルが高いです。
ウェーブスやカウンターパーティーは一般向けに作られており、手軽に独自トークンの発行ができます。ウェーブスは日本の取引所では手に入らないので、円建てで購入するならイーサリアムかカウンターパーティーとなります。
Itmedia情報ではビットコインに関する話題がよく出るようになりました。
ビットコインはバブルとは言われていますが、ITバブルに比べるとまだまだ世間の認知度は低いです。2018年にはニュースや情報サイトでビットコインの話題が今よりもたくさん取り上げられるようになるでしょう。
ITバブルと比較をするならば、多くの一般人までもビットコインの話題を出すようになったらバブルに注意するべきタイミングです。